以前、チェーンステッチのコツをご紹介しましたが
【チェーンステッチのコツ】直線・円・角の刺し方・面の埋め方今回は、「面を埋める」に焦点を当てたいと思います。
「チェーンステッチで面を埋める」と言って思い出す図案は・・・
樋口愉美子さんではないでしょうか。
樋口愉美子さんの図案で、チェーンステッチがうまく行かない!と悩んでいる方にもオススメの記事です。
チェーンステッチで面を埋めるときに気をつけたいポイント
①チェーンステッチの大きさ
普段チェーンステッチで刺繍する時には、図案に合わせて大きめに刺したり、細かめに刺したり、あまり糸をひきすぎないようにフンワリさせたりと調整します。
面を埋める時は、チェーンの中の布がぎりぎり見えないかな?というサイズが良いと思います。
糸をきつく引っ張ってチェーンの中を見えないようにするのではなく、ふんわりさせながらもチェーンの中が見えないぐらいのサイズで刺繍をするのがポイントです。
この3パターンだと、私は真ん中ぐらいで刺繍しています。(2本どり、縦2.5cm)
チェーンのサイズを揃えることも大切です。
サイズが揃っていると、規則的でなめらかな表面に仕上がります。
②チェーンステッチで面を埋めるときの向き
チェーンステッチで面を埋めるときには、まず輪郭を刺繍し、内部を外側から埋めていきます。
円形を埋めるときには、まず外周をチェーンステッチで刺繍した後、内部を円または渦巻で埋めていきます。
角のある図形を埋める場合も、同様に外側から埋めていきます。
特に外周を刺繍する際には、角がしっかりと出るように刺繍します。
③チェーン同士の間隔
チェーンステッチ同士の間隔は、
・チェーンが潰れて窮屈にならないように
・隣り合うチェーンの隙間が空かないように
の両方を満たしたいです。
まず外周を刺繍した後、自分のチェーンステッチの半分の幅 間隔を開けて、次の列のチェーンステッチを刺していきます。
MEMO
曲線を埋める場合に局所的に隙間が空いてしまったら、最後にストレートステッチで埋めるという手段もあります!
チェーンステッチで面を埋める〜動画で解説
記事・動画で紹介したテディベアの図案
動画に掲載してるテディベアの刺繍は、樋口愉美子さんの「樋口愉美子の動物刺繍」に掲載されている図案です。
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