この度、Instagramからお声がけ頂き、「妙典なかなか小町 de 手作り市」に出店してきました。
animoにとって初の手作り市となります!
これまで直接オーダーで、商品をお届けする機会をたくさん頂いてきましたが、実物を見て購入して貰うのは初めてのこと。
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お声がけいただいたことが嬉しく舞い上がりました(笑)
でも、よくよく考えると・・・はじめての「手作り市」、
- どのぐらい商品を作ればよいの?
- 値段設定どうしよう・・・
- 誰も買ってくれなかったら・・・
- 手作り市出店に必要なモノは?何を持っていけば良い?
- 当日ひとりで参加するけど、孤独じゃない?
- 当日トイレやご飯はどうすればよいの?
など、心配事もたくさん。
手作り市への初出店を考えている方の参考になればと、記録を残しておきます。
準備編
作品を何個持っていくか
わたしの作品は刺繍だけで1モチーフ10時間程度かかるものが多いです。
作品はInstagramに→animo_embroidery
そして縫製にもかなりの時間がかかります(←不慣れ&慎重派すぎるため)
図案を考える時間を入れたら・・・ゴニョゴニョ笑
8月頭に出店のお声がけをいただいて、3ヶ月という時間がありましたが、平日はフルタイムサラリーマン。
直接オーダーいただいた品の製作もあり、量産は難しいです。
それでも出店を決めたのには理由があります。
実は、夏前にminneやcreemaに挑戦してみようかなと考えていたので、7〜8月にかけて巾着を作り貯めしていたのです。
この巾着を中心に「できる限り他のバリエーションのモノを作ろう」と、ファスナーポーチ5点とブローチ4点を追加で製作しました。
結果として持参した商品
- 卵型巾着:8点
- ファスナーポーチ:4点
- 半月ファスナーポーチ:1点
- ブローチ:4点
テーブルサイズが70cm×120cmだったので、あふれんばかり商品を並べることは出来ない(むしろスカスカ)承知のうえですが、作れるだけ作った〜!というのが実感です。
実際周囲を見回すと、ダントツ数は少なかったですが、一つ一つをよく見て頂くことができたので良かったと思っています。
たくさん作れないから手作り市の出店は・・・とお悩みの方、少なくても大丈夫ですよ!
値付けが難しい
皆さん商品の値付けってどうやっているのでしょう?
先程少し記しましたが、刺繍は時間がかかります。
時給換算で値付けをしたら、大変なことに(笑
手作り市に出品すると決まってから、近所で開催されていた手作り市や8月に開催されていた布博へ偵察に行きました。
ディスプレイや、価格設定の勉強です。
結果・・・さらに分からなくなりました!
有名作家さんの作品が〇〇円くらいなら、私は半額くらい?みたいな←どれだけ自信のない。
結局、いつもオーダーでお受けしているのと同じ価格に設定しました。
↑オーダーいただく方には安すぎる!と言っていただくことが多いのですが、最初はとにかく私の作品を手に取っていただきたい!という思いで始めたので・・・ビビリな私です。
手作り市出店の持ち物は?
作品の製作、値付けも終わったので当日の持ち物を準備しました。
今回はテーブルの有料貸出(椅子1脚付)をお願いしたので、テーブル以外の持ち物です。
ディスプレイ編
- テーブルに掛ける布
私はあまり大きくない布を二枚持参しましたが、机の脚まで隠せるくらい大きな布の方が良かったです。
机の下に荷物をしまいやすい! - 看板
なくてもOK - 商品
- ショップカード&ショップカードを立てかけるグッズ
※30枚ぐらい持参したのですが、ショップカードを持ち帰っていただくお客様が多く、途中でなくなってしまいました。
InstagramやWebサイトのurlを記載したショップカードは多めに用意したほうが良いです!
運営編
- 梱包袋
商品を入れる袋&お渡しするときの袋。
透明ビニールタイプの小袋を用意したのですが、ビニールだとマスキングテープで口を閉じる必要があります。紙だと口を折り曲げれば良いので、お渡しに時間がかからない!次からは紙の小袋にしたいと思いました。
お渡し袋は、ほぼ使用しませんでした。商品が小さいため、お手持ちの袋に入れて下さる方が多かったです。 - おつり
500円刻みで価格を設定したので、500円玉と1,000円札を用意。
1万円札でお買い物をされる方がいらっしゃったので、1,000円札をたくさん用意していって正解でした。 - ファスナーポシェット
お釣りの出し入れがしやすい仕切のあるファスナーポシェットです。
スマホと自分のお財布も入れて、常に身につけていました。
肌身は出さずいられる安心感。釣り銭が多い場合は難しいかもしれません。
その他
- 文房具
セロテープ、マスキングテープ、メモ帳、ペン2種類、大きめのクラフト紙、値付けシール予備、電卓
商品を入れる透明袋をを閉じるのに、マスキングテープを使用した以外は不要でした。
何が幾らで何個売れたかメモを取っている方もいました。収支の計算用かな?私は商品数が少なく、価格設定もシンプルなので特にメモはしませんでした。 - 出店料
当日支払いだったので、出店料と有料テーブル代を別途封筒に入れて用意しておきました。サッと取り出せてオーナー様とのやりとりがスムーズになります。 - ゴミ袋
- 防寒具
ストールを持参しましたが、今回は室内でしたので不要でした - 飲料
水分補給大事!
あれば良かったなシリーズ
- 鏡
アクセサリーやブローチの販売をする場合は、鏡があった方が良いと思いました。やはり実際に着用している姿をイメージしてお買い物する方が多いですよね。
写真を撮った後に追加したのが、刺繍道具。
実際に刺繍をしている姿を見ていただくと、こんな感じ刺繍しています!というのが伝わりやすいかと思い、
・刺繍枠&布
・刺繍糸
・針山
・糸切りバサミ
を小さなトレーに乗せて机に置いて、刺繍をしながら販売を行いました。
「こんな風に一つずつ花の刺繍を追加していっています〜」などお客様とのコミュニケーションにも繋がったので、これは良かったと思います。
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ちなみに出店者中、私が一番荷物が少なかったように思います(笑
スーツケースを引いてきている作家さんが多かったです。
商品数もさることながら、ディスプレイへのこだわりの差ですね。
当日編
設営あれこれ
当日はオープンの一時間前から設営OKということで、一時間前に到着!
既にテーブルは、設置されていたので、作業は陳列のみです。
机に布を敷き、商品を並べます。
10分で完了笑
棚を使って所狭しと商品を並べている作家さんはギリギリまで陳列をしていらっしゃいました。
必要時間は、ディスプレイへのこだわりと商品数によりますね。
私は刺繍を見ていただきたかったので、商品が重ならないようであれば良いかな?程度のゆるーいイメージ。
次に出店する機会があったら、、、ブローチだけ鏡と一緒に少し立体的に陳列したいかなぁ?くらいです。
ご飯事情
お昼時はお客様も途絶えるので、食べる時間はあります。
今回のイベントは飲食店も出店しており、複数人で出店されている方は交代でお腹を満たしに行っていました。
1人出店組はブース内で持参したものを、つまんでいたかな?程度。
私は食べ物を買って行かなかったので空腹との戦いでした。
是非軽くつまめるものを持参しましょう。何か食べる場合、お手拭きも忘れずに。
トイレ事情
今回は同じ建物内にトイレがあったので、ちょっと離席してトイレへ行くことはできました。
貴重品のみ持ち歩けば大丈夫かな?
私はポシェットタイプのカバンにお釣りを入れており、常に肩から下げていたので心配ありませんでした。
お釣りを専用の箱などに入れてる方は置いていっていたと思います。
釣り銭箱自体をテーブルの下に入れているので、これも大丈夫なのかもしれません。
他の出店者さんもいるので、商品の盗難とかは心配し過ぎなくて良いのかなぁ?という印象です。これはイベントの規模や雰囲気によるかもしれません。
「店主、すぐ戻ります」みたいなメモを出しても良いですね。
手作り市に参加した感想
疲れたけど出店してよかった!の一言です。
嬉しかったのは、Instagramを見て来ました!twitterを見て来ました!とお声がけいただいた事。
animoの刺繍を見てみたかったんですと言って頂けて、それだけでオフラインの世界に飛び出して良かったと思います。
前日告知になってしまったのですが、もっと前からお知らせすれば良かったと反省です。
Instagramやtwitter、ブログなどをやられている方は、事前にどんどん宣伝していきましょう!
残念だったのは、店番がいないので、他の場所で開催されていたブースを回れなかったこと。
作家さんがどんな感じで出店されているのか、もっと勉強したかった!
そして、何よりお客様からたくさんのヒントを頂きました。
- パネルや額装のように、インテリアになるものがあれば・・・
- この刺繍のブローチはないのかしら?
今後の製作のアイディアが湧いてきました。
手作り市への出店には準備もパワーも必要ですが、また機会があれば挑戦したいと思います。
ぶっちゃけ、売れたの?!
一番心配していたのは、一つも売れないのでは?ということでした(笑
おかげさまで、ポーチ2つ、半月ポーチ1つ、巾着2つ、ブローチ2つをご購入頂きました。
一般的に見て多いのか?少ないのか?分かりませんが、十分すぎる成果に感無量です。
さらには、この図案を他の形で!というオーダーを別途複数頂き、実際に手にとって見ていただいた効果を実感しています。
以上、animo初出店レポートでした。最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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