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チャコペーパー刺繍の図案が落ちない!消し方を検証

チャコペーパーのインクの消し方

刺繍をきれいに仕上げるためには、図案を布にしっかり正確に写すことが最重要と言っても過言ではありません。

しかし!しっかり写すと消すのが大変です。

 

チャコペーパーのインクはどうやって落とすと、一番よく落ちるのか?を検証してみます。

 

チャコペーパーの種類

チャコペーパーと行っても種類は様々。

  • チャコペーパー社が販売している「チャコペーパー」「スーパーチャコペーパー」
  • COSMO(ルシアン)が出してる「刺繍用コピーペーパー」
  • クローバーが出してる「チャコピー」

刺繍後にラインを消したい場合には「水で消える」と書かれているものを使用します。

※刺繍で全てのラインが隠れてしまうような場合は、どれを使用しても良いでしょう。

 

ちなみに、チャコペーパーの成分は「顔料・ワックス・活性剤」のようです。

引用元:KIYOHARA

 

チャコペーパーを触ると、蝋のような少しベトベトする感覚があるのはワックスですね。

 

チャコペーパーのインクの落とし方

  • 軽く叩き洗い
  • 指先でもみ洗い
  • 中性洗剤をつける
  • 歯ブラシでかき出すように洗う

などがメーカー推奨方法として記載されています。

注意したいのは「アイロン前に水で落とす」こと。

熱を加えると消えにくくなるそうです。

また、布が濡れた状態では、しっかりと落ちているか確認しずらいため、乾いた状態の確認を忘れないようにしましょう。

 

チャコペーパーインク落とし検証

準備

今回試してみたのは以下の2種類です。

  • COSMO(ルシアン)が出してる「刺繍用コピーペーパー」
  • クローバーが出してる「チャコピー」

チャコペーパーで図案を転写

左の2本が「刺繍用コピーペーパー」、右の2本が「チャコピー」です。

普段はこんなに強く図案を写すことはありませんが、今回はしっかり転写しました。

 

ライン上に刺繍をしてみます。

チャコペーパーの印上を刺繍

ライン上をぴったり刺繍すると上からチャコペーパーのインクは見えませんが、脇から見るとくっきりインクが見えます。

チャコペーパーの印上を刺繍

 

 

 

準備が整ったので、今回4パターンの落とし方を比較してみました。

  1. 布に水をつけて上からトントン叩いてみた
  2. 冷水につけて(2~3分)、少し指洗い
  3. 温水(ぬるま湯)につけて(2~3分)、少し指洗い
  4. 温水(ぬるま湯)につけて(2~3分)、中性洗剤を入れて少し指洗い

 

指洗は、両手指で布を持ち、ごしごし指先でこすり合わせました。ミートソースが服に飛んでしまったのを洗い流すときと同じ感じ

 

しっかりと裏処理してあれば刺繍が解ける心配はありません。サテンステッチなども縫い目が荒れることはありませんが、やり過ぎると糸が痛み艶がなくなるので、程々に。

 

①叩き洗い

キッチンペーパーを濡らし、上からトントン。

刺繍してある部分は脇からトントン。

刺繍が倒れてしまうので、脇を叩いた後は指で少し戻します。

叩き洗い

叩いて乾かした結果はこちら。

たたき洗いチャコペーパー

うっすら残っています。ぼやっと広がりました。

布地の色が白系でなければ、そこまで目立たないかもしれません。

チャコピーは殆ど見えないので、刺繍用チャコペーパーも濃くし過ぎなければ消えた可能性もあります。

 

②水洗い

水道水に2〜3分つけ、その後指でこすり洗をしました。

水につける

水洗いチャコペーパー

ほぼ消えましたが、よくよくよくよく目を凝らすと、うっすら残っているような

 

③お湯洗い

人肌程度のお湯に2〜3分つけ、その後指でこすり洗をしました。

お湯洗いチャコペーパー

しっかり消えました。

 

④中性洗剤でお湯洗い

中性洗剤(食器洗い洗剤)を数滴入れた人肌程度のお湯に2〜3分つけ、その後指でこすり洗をしました。

お湯洗いチャコペーパー洗剤

しっかり消えました。

 

■■■結果■■■

お湯洗い&中性洗剤入りお湯洗いは全てキレイに落ちました。

水洗いもほぼ落ちていますが、うっすら残っています。今回の検証は手で行ったため、私の指洗いの力の入れ具合が均一ではなく、水洗いで落ちないとは言い切れません。

叩き洗いは滲んで広がってしまいましたが、ここまで濃く写さなければ、落ちたかもしれません。

どれも、刺繍の下も消えました。

縫い目の下のチャコペーパーのインク

 

 

刺繍をしていると、目には見えなくても手の脂や汚れが布に移ってしまうので、私は中性洗剤入りお湯洗いにより、チャコペーパーのインク以外の汚れ落としも兼ねています。

 

 

チャコペーパーのインクは、布に染み込んでいるというよりも、布の表面に乗っかっているイメージです。

上に刺繍していない場合は、乗っているインクを剥がすだけなので簡単ですが、サテンステッチなど複雑に細かく刺繍をすると剥がしにくいイメージがあります。剥がしにくそうな場合は、写す際にそもそもあまり濃くなりすぎないよう注意しています。

 

 

水洗いをして軽く絞った後は、半乾きの状態でアイロンをかけます。

ふわふわのバスタオル等をアイロン台の上に置き、刺繍の表を下にして、裏からアイロンを当てます。

タオルを敷くことで、刺繍がつぶれません。

濡れると一旦クタッとする刺繍糸も、乾くとふんわり復活します。

 

 

これまで洗ってもチャコペーパーのインクが落ちないわー!と思うこともあったのですが、先にアイロンをかけてしまっていることが多かったことに気づきました。

アイロンをかけてから、「インク残っている」と気付き、洗ってみるという流れ。

 

アイロンの前にしっかりチャコペーパーのインクを落とすことが重要そうです!

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